名友報122号「新春クイズ」(解答と講評)
〔講 評〕
このクイズは、122号「新春クイズ」で9回を数えました。
出題については、いろいろとご意見はあるでしょうが、大きく分けて、文学係、算数係、社会系の3つの分野から、できる限り、教科書的ではないように、またふり幅を大きくとるように、なるべく頭をふだんとは違う使い方をするように、と考えて出題してきました。担当が変わらない限り、このスタイルを続けたいと思います。
クイズ応募者も、常連の方も増えましたが、全体としては、頭打ちの状態で、新規の参加者の増加を期待しています。応募者が少なくなると、存続の危機を迎えます。よろしくお願いします。
さて、今回の問1は文学系です。いままで、「定年後に読み返す意味のある文学作品」ということで、作品を探してきました。今回は、「知床」「船」「沈没」というワードから連想した作品を、クイズ的に取り上げました。「作品」の意味は考えていませんでした。それでも、クイズに答えて、作品を読み返したという応募者もいて、うれしく思いました。クイズとしては、知っているかどうか、というあまりよくない出題だったかもしれません。
正解は、作品名「ひかりごけ」、作者「武田泰淳」でした。
武田泰淳という作家は、結構フアンの人が多く、よく読まれているようです。「ひかりごけ」が読まれているかはわかりませんが。
なお 作品名を「ひかりごけ事件」とされた方が数名。うっかりミス。
第2問は算数系。我々は「方程式」を知っているので、正解にたどりつくことは簡単?頭の体操としては、方程式に頼らずに正解にたどりつくのがよいが、未知数が3つになると(実際は2つだが)、頭の中や手の指だけでは、
難しくなる。問2は、ほぼすべての応募者が正解されました。
正解は 所持金3千円、ハガキ27枚。
問3は社会系からの出題。「諏訪」という地名にどんな意味があるのか、調べはついていないのですが、全国に散らばって存在するようです。市町村の名称としては長野県の諏訪市が最も有名でしょう。諏訪大社もあります。地方で路線バスに乗ると、諏訪というバス停に出くわすことがままあります。
西九州新幹線が開業して、肥前鹿島駅から在来戦を活用して開業すると聞いていましたが、今回の開業区間は、佐賀県のドル箱、武雄温泉から嬉野温泉を経る専用線を新規につくり、長崎県の大村線(在来線)につながるようになっています。新大村駅の隣が「諏訪駅」でした。
正解は 県名「長崎県」 路線名「大村線」(西九州新幹線でも正解)
こちらも、ほぼすべての応募者が正解されました。
作業が少し遅れていますが、正解者の中から5名の方に図書カードかQUOカードお送りします。2月末か3月上旬になります。